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  喜びいっぱいのお話です


波島陽子社中の嬉しい1日

浅草1

天候が心配されましたがなんとかボランテイアの前後は降らずにいてくれました。
この会場(老人福祉施設)はお稽古場から徒歩5分と近いのでときどきお邪魔させて頂くんですよ。いつも私たちの方が勇気をもらえるねって言いながらのボランテイア。

利用者さんは全員が車椅子というお年寄りのみなさんばかりですが、地元浅草っ子が多いだけに芸事には目が肥えているんですね。
それだけにお弟子さんたちは踊っていても良い緊張感があったと思います。


浅草2

観客(利用者さん)からはため息や「可愛い・・・」の連発。
これは一生懸命お稽古をしている証です。 このお弟子さんは役者志望だけに取り組む姿勢が違いますね。お稽古は本当はそれが一番大切です。

将来が楽しみな若者です。 
覚えが早く、形も美しいので今回は特別に踊ってもらいました。連れてきて正解はお客様のお顔で分かります。

ベテランも交えての今回の構成は70名ほどの利用者さんの心をみな奪ってくれたようです。
嬉しそうに、楽しそうにしていた姿は今も脳裏から離れません。 さくらさくらの作品は殆どの人が口ずさみなが観てくれました。来て良かった・・・・の瞬間です。

こうして生徒さんも段々日舞の楽しさが分ってくるんでしょうね。ボランテイアだからこその醍醐味でしょうか!?


浅草3

なんと彼はニュージーランドから50日ほど日本にやってき来ている男性です。 気づきましたか、日本人ですよ。
ご家族全員でニュージーランドに移住した理由が、ニュージーランドの皆さんに「日本の文化」を普及させるため・・・とか!?

私のお稽古場に来て約1ケ月になります。 どうしても1曲踊れるようになって帰りたい・・・・とお稽古に向かう姿勢は本当に素晴らしい。

勿論日本舞踊を向こうに普及させるって言っても日舞はそれほど甘いものではありません。だからこそしっかり習いたいととても一生懸命でした。今月あと2回ほどお稽古がありますが、12月にはニュージーランドへ帰ります。

「先生、また来年来ていいですか!? いや来たいんです。」とまるで少年のような爽やかさ。さすがに打たれましたね。「近いうちにボランテイアがあるので簡単な作品(練習中の)を一緒に踊ってみますか!?」に「ハイ!!」・・・と即答でした。

実は彼はこんなお話を以前してくれました。 彼がニュージーランドに行って暫らくすると向こうでお財布を拾ったんだそうです。
「なんだろ・・・!」、しっかり現金の入ったお財布!! 中を見たら持ち主に連絡できる情報が入っていたのでお返しする為出向いたときのエピソードを聞いてください。
「これ***さんのお財布ですね!?」と尋ねると「そうです」とびっくりしたお顔で即答。「わざわざ届けてくれたんですか!?」と相当驚いたようです。落とし主が財布の中身を確認したときです。「えっ!・・・・、現金がそのまま入っている・・・???」とその驚きようはすごかったそうです。
「なんでですか・・・!?」と尋ねると落とし主は「だって現金は抜き取るでしょう・・・・」と返答。
「どうして現金を抜き取らずにそのまま返したんですか!!??」に「私は日本人だからです」と答えたそうです。

このお話しを聞いたとき、この男性に日舞を教えることは素晴らしい・・・と思いましたね。 拾った現場でも通りがかりの人が財布を拾う瞬間を見て「ラッキー・・・ね!」と声をかけられたそうです。

長い事日本舞踊を指導していますが、こんなにも清々しい出来事(だんせい)は初めてでしたね。

それで今回のボランティアにお誘いしたという訳です。





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プロフィール

波島流 波島陽子

Author:波島流 波島陽子


日本舞踊の指導日本舞踊全国公演
日本舞踊普及活動
結婚式オリジナル寿舞
外国人観光客向け体験(指導:監修)他

波島陽子オフィシャルサイト


日本舞踊教室

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