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 浅草桜だより 第2弾




                    浅草桜だより 第2弾

 第2弾 2


                 少し景色は違うけど、子供の頃は本当によく遊びました
        「何がそんなに楽しいの・・・・」 って聞かれても分からないくらい外で遊びましたね

            私が子供の頃と違うのは、ここにいる子供たちはお友達ではありません
           ご家族でそれぞれどこかから隅田川の花見に・・・・と出かけて来たんでしょう
                   遊具を見つけるると自然とこのようになるんですね

                それでもいい! それでも春のひとときのチビッ子天国です
                   桜が咲いているかいないかでこんなに違うんですね


 第2弾 桜

               私も春の陽ざしに誘われて心は童心に帰って楽しい休日を満喫

                  今度のブログはきっと新しい元号第1弾となりそうなので
                   平成の締めくくりをしっかり押さえたいと頑張りました

                            隅田川の桜は素敵ですよ!♬
              台東区側からはスカイツリーをバックに日本一のアングルが狙えます
                 屋形船に言問橋・・・と言ったらついつい口ずさみたくなりますね

                    「都どりさえ一羽じゃ飛ばぬ  泣いて別れた隅田川」
                       踊りばかりをやっているせいかついつい!!
              昔の人は風情がありましたね  それととっても粋だったように思います

              浅草に住んでいるんだから、そうした風情遺したいですよねいつまでも
         
                       カメラに収めるのではなく、人の心にずっと








 
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 浅草の桜だより






                 浅草の桜だより 2019年

 公園


           浅草寺の境内にこんなにも素敵な場所があるって知ってましたか!?

             よほど注意しないとみなさんは見落としてしまってるようですが
                    ここは「国指定名勝伝法院の庭園」です
               
                 桜の時期にだけ開放される素晴らしいスポットですが
        なんと今年は庭の工事の関係でこの庭に入ることが出来ないんだそうです(涙)

        このように、五重塔と近代的なスカイツリーを一緒に撮れる最高のスポットなのに

           この庭に入るとすぐ隣にあるあの仲見世の賑わいが嘘のような静寂

                           今年は残念ですね




 夜桜

            少し場所を変え足を延ばせばこんなにも素敵な夜桜にも出会えます

            屋形船のお客さん、出店で楽しむお客さん 風情でいっぱいですね
                なぜこの隅田川沿いにずらっと桜が植えられたか!?
               人間の知恵と言うのは実に素晴らしいことを教えられます

       隅田川を作り、長いこの土手(堤防)をどのように強固なものにしようか考えた将軍様
            「 美しい桜を植えたら多くの町民がこぞってこの土手を歩くだろう 」
            歩いて歩いて歩いてくれたら強い堤防になると踏んだからだそうです

                   江戸と言えば浅草、浅草の町を守るこの堤防
                         素敵で良い話でしょう!!?

                   でも、台東区側は一切屋台は禁止なんです  
               懐かしい音楽が流れ、出店を楽しめるのは墨田区側だけ
                    ( 区の条例はこんなにも違います )

                           覚えておいてくださいね
                   でも、夜桜とスカイツリーが見えるのは台東区側
               そうですね、場所的には言問橋から桜橋の間辺りが最高です

                       今年は是非夜桜を楽しんでください

            ゆっくりゆっくり平成を味わいながら新しい元号(じだい)を迎えましょうね

                        (写真は2枚とも昨年のものです)









  一歩踏み出さないと





                   大好きな到来です


 夢中に

                  昨日は東日本大震災のニュースが殆どでした

             今尚辛く、苦しく、悲しみをぬぐえないでいる被災者のみなさん
          「がんばろう」と掲げた看板にどんなに励まされたか分かりませんという
             当事者でないと分からない事ってきっと想像以上だと思います

               私は、そうしたみなさんに何のお手伝いが出来ただろうか
           8年前の震災時には宮城・岩手の生徒さんもお稽古に通っていました
             「お稽古どころではない・・・」 きっとそう思ったに違いありません
            丁度その年の10月9日に、私は教室の発表会を計画していました
            日にちの経過とともにあまりの被害の大きさに本当に苦しみました

                      発表会をやるべきか、中止すべきか

                         そんなとき、ある生徒さんが
                      「どこかで元気なところがないと・・・・」
             その言葉に後押しされるように発表会の決定に踏み切りました
        今では懐かしい思い出になってしまいましたが、被災地のそれは違いましたね
              でも、それを機会に生徒さんが増えていったことに驚きました

                一歩踏み出すことの勇気、一歩踏み出すことの大切さ
          当社のプロデューサーが昨年夏大腿骨の激痛で3ケ月歩けませんでした
                       あの痛みは本人しか分からない
                  3ケ月もの間苦しんだ姿に何もしてあげられない
                           一歩踏み出さないと
            でも、プロデューサーは全ての計画を1回も休むことなくこなしました
                   毎年、夏に伺う中学校の生徒たちへの指導
             杖をつき、歩くその姿はとても見ることのできないほどの辛さでした
                それだけに学生たちには感動を与えたのかも知れません
             8月の手術で全快となりましたが、その後のリハビリも驚かされました

                   先日、能楽堂の舞台に上がることが出来ましたが
              その為(打合せ)に京都に行ったりスタッフとの打合せ等々をこなし
               お陰で私たちは無事舞台に上がることが出来たんですものね

             プロデューサーの苦しみ、形こそ違ってもあの被災地の皆さんの頑張り
                        決して忘れてはいけないんですね

                  今年はまもなく新しい元号(じだい)がやって来ます
             天皇陛下がお元気なままでの勇退というのでしょうかおめでたい出来事

              春真っ盛りのこの行事はとても日本らしい大きな行事になりそうです
                      強烈な花粉が飛び回っているようですが
             気をつけながらも春を満喫するためにも一歩踏み出さないと・・・ですね

                  外に出てみるといろんな光景を目にすることが出来ます
                      しっかり行動しなさい・・・ということなのかな

                          朝はやくゴミ捨てに下に降りたら
                      入口のところで小学校3~4年生でしょうか
                      男の子がひとりサッカーボールで早朝練習
                  大きな声で「おはようございます」と投げかけられました

                      朝に弱い私ですが、一歩踏み出さないと・・・・
                          大好きな季節(はる)なんだから

                          元気な男の子にも教えられました














  春は必ずやってくる





                   卒業と入学の春ですね


 陽子の花


                    まもなくあの忌まわしい3.11がやってきます

        私は浅草でそう多くの被害に遭っていないので他人事と言われるかも知れません

          いえいえ、あの年は教室で初めて発表会を10月9日に開催と決めたばかり
            正直、中止しようか決行しようか相当悩み迷ったことを覚えています
                  あれから8年が経ちました いえ、経ったんですね

                 日本のどこかで誰かが元気にしていないと・・・と決行
                          とてもよく覚えています

         そして、今日まで多くのみなさんが頑張って復興に向かい頑張って来ました

             時期が時期だけに各テレビ局は今その特別番組でいっぱいです
     まもなく退位される天皇陛下、何度も何度も足を運ばれ多くの被災者を励まし続けました
           美智子皇后陛下がバスの中から「頑張って」とこぶしを握ってエールを
              あの光景は今でも感動したその時の気持ちが蘇ってきます

                      「負けないで!」 そう聞こえましたね

                   それは、まぎれもなく心に咲かせた花のよう
                     必ず素晴らしい春がやってきますよ
         あの頃まだ小学校低学年くらいだった子供たちもまさに今受験戦争真っ最中

                  励まし、祝うかのように咲き乱れる「梅」や「桜」

              新しい元号と騒いでいる今、日本の景気はまさに低迷状態

                         悪いばかりじゃないですよ
                  みんなが待っている本当の春はこれからだから

                   時にはこうして梅や桜で心和ませてくださいな

















 波島陽子のひな祭り

   

                   

                  ひな祭りに贈る童話

                     ひなまつりを記念して
   大好きな立原えりかさんの「花かんざし」という童話を紹介します



   ひな人形

                童話作家:立原えりかさんのファンタジーランドから
                          「終わらない祭り」より


         人形つくりは家(うち)が立ち並ぶ古い町の路地裏に一人で住んでいます
                   もう20年も雛人形を作りつづけてきました
                       ある年の3月3日、ひなの祭り
      人形つくりはもう何十年も昔、人形つくりのおばあさんがお嫁にくるとき持ってきた
                       大切な雛人形を手にしています
                「どれ、今年はどこか直して欲しいところがあるかね」
                    人形つくりは古い雛人形に話しかけました
                   「かんざしを・・・」まるで花びらが触れあうような
                    かすかな声を聞いたと人形つくりは思いました
               「いいとも!お前に桃の花の形のかんざしを作ってあげよう」
               人形つくりはそう言うと銀の板を取り出して仕事を始めました
         そうして作り上げたのは、本当の花びらよりも薄くて軽い銀の花かんざしでした
               人形つくりは、自分の吹きかける息にも揺れてチリチリと歌う
             小さなかんざしを古い雛人形の髪にそっと挿(さ)してやったのです

          人形つくりが銀の花かんざしを作った年から何年か後に戦争が始まりました
        その年の3月3日、戦争の火は町全部をなめつくし、家を焼き払ってしまったのです
             人々に交じって、人形つくりも何ひとつ持たずに仕事場を捨てました
                絶え間なく降ってくる天からの火を逃れて逃げまどいました
               すぐそばで少女が倒れても助けてやることができませんでした
       水を欲しがる子供に、ひとすくいの冷たく澄んだものを運んでやることも出来ませんでした
                     人形作りのそばで、何人もの人が死んでゆき
                彼も燃え盛る火の粉を右腕に浴びて大けがをしていました
                        誰ひとりひな祭りなど出来なかった
                        どこかにその年も桃の花が咲いて
               うぐいすが鳴き始めたことなど忘れてしまった夜が明けたとき
                     人形つくりは自分の仕事場に戻ってきました

                町は隅から隅まで焼けただれて、もう焼くものを失った火が
                  醜い煙を上げ、ブスブスと音をたてているばかりでした

                          人形つくりは息を呑みました
         確かにそこだったはずの仕事場は、天井も壁も柱のかけらも残ってはいません
          けれどもそこにはうず高く積み上げられた桐の箱の残骸が残っていました
             何十組もの内裏雛が緋色の袴のボロボロに焼かれた官女たちが
                        箱からはみ出して重なり合っています

     首は折られ、手や足はもがれ、髪の毛は焼けただれて人形たちはまだ煙を上げていました
              人形つくりはそこに立って雛人形たちが燃えつくしてしまうのを
              まるで人間の世界を呪ってでもいるような声をあげながら崩れ
               灰になってゆくのをじっと見守ることしか出来ませんでした
                     その火を消してやる水がなかったのです
        「ゆるしてくれ、ゆるしてくれ」、人形つくりは崩れて折れ重なっている雛人形たちを
                      片端から救いあげようとしてみました
    けれど、手のひらにのせるだけで人形はほろりとこぼれて地面に消える灰になっていたのでした

                   朝の光は空に春が来たことを知らせていました
        さて、その戦争が終わっても人形つくりには人形をこしらえることができませんでした
              戦争で大やけどを覆った右手はもう使えなくなっていたからです
     町に平和が戻り、雛の祭りが帰ってきても、人形つくりには雛の祭りは戻っては来ませんでした
          これから先、どんなふうにして生きてゆけばいいのかと人形つくりは考えました
                       失った右手をぼんやり見つめました
                               そのときです
              うなだれている人形つくりの耳にカラカラと回りながら近づいてくる
                           何かの音が聞こえました
                          人形つくりは外を眺めました
                    そこには穏やかな月の光が溢れていました
            光の下に広がっていたのはまだ焼跡を残している町ではありません
         溢れるばかりに咲いて匂っている桃の林が人形つくりの目の前に広がったのです
          そうして咲き匂う桃の小枝が天涯(てんがい)のように伸びている林の中の道を
                        一台の御所車が進んでくるのでした
                  黒い漆塗りに金泥(きんでい)の模様をつけた御所車は
                   降りかかる桃の花びらを浴びて静かにやってきます
               人形つくりは思いがけない光景をもっとよく見ようと外に出ました
                       薄紅色の花の中へ分け入って行きました
                         御所車がかすかにきしって止まると
                     降り立ったのは薄紫の着物を着た女の人です
                        ほっと匂うように、その人は笑いました
                「どなたです?どこから来たのです?」人形作りは尋ねました
                   「ずっとずっと遠くからあなたのお嫁になりにきました。
                 あなたの右手の代わりになるために」、女の人は言いました
                     「どうぞあなたの好きな名で私を呼んでください」
            その声を確かにいつかどこかで聞いたことがあると人形つくりは思いました
                   おっとりと白いその顔にもいつか出会ったことがあると
                 じっと見つめている人形つくりの前で女の人は微笑みました
                             そっと首をかしげました
             すると黒い絹糸のような髪に飾られたかんざしがチリチリと歌ったのです
        それは、この世にふたつとあるはずがない人形つくりがこしらえた銀の花かんざしでした











プロフィール

波島流 波島陽子

Author:波島流 波島陽子


日本舞踊の指導日本舞踊全国公演
日本舞踊普及活動
結婚式オリジナル寿舞
外国人観光客向け体験(指導:監修)他

波島陽子オフィシャルサイト


日本舞踊教室

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